どうもジジローです^^
レビューする製品写真を撮影する為にSonyの「a7C」というカメラを使っているんですが、三脚は大昔に購入したカメラに付属していたモノを使用していました。
が、先日とうとう壊れてしまったので、ちょっと良さげな三脚を購入しました。
Manfrotto Element
本記事では、サイズや可動域・使用感についてレビューしていきたいと思います。
Manfrotto Element について
Manfrotto Elementとは、イタリアの写真機器メーカーManfrottoが販売しているトラベル用三脚です。
特徴
・小型&コンパクト収納
・3段開脚角度セレクター
・キャリングケース付属
・アルカスイス互換クイックシュー
・自由雲台採用
トラベル用の名の通り、折りたたんだ状態で32㎝・重量1.15㎏と持ち運びやすいようにコンパクトなデザインになっています。
雲台はボール型の自由雲台となっていて、カメラを真下を向けた俯瞰撮影にも対応。
また角度を3段階で調整できる開脚セレクターを搭載しており、不安定な足場や段差があっても設置できるように配慮されています
クイックシューはアルカスイス互換となっているので、同規格を採用した他社製三脚への載せ替えも容易です。
カラーバリエーションはグレー・ブラック・ブルー・レッドの4種類、素材はアルミ・カーボンの2種類さらに耐荷重については4㎏・8㎏の2種類から選べるようになっています。
・雲台
→カメラを三脚に固定するアクセサリー。 主な雲台として、上下左右を2本のレバーで操作するスリーウェイ雲台と自由な位置に固定できる自由雲台がある。
・クイックシュー
→カメラと雲台の間に取り付けるアクセサリー。 カメラに装着しておく事で雲台との着脱をスムーズにする事が出来る。
・アルカスイス互換
→スイスの業務用カメラ機材メーカー「アルカスイス社」の自由雲台、プレートに採用されている規格。その固定力・安定性が評価され、様々なメーカーがアルカスイス互換の雲台・プレートを製造・販売している。
スペック
製品名 | Element |
---|---|
ブランド | Manfrotto(マンフロット) |
メーカー | ヴァイテックイメージング |
材質 | アルミニウム |
最大高 | 143㎝ |
最低高 | 36㎝ |
格納高 | 32㎝ |
最大耐荷重 | 4㎏ |
雲台タイプ | 自由雲台(ボール雲台) |
重量 | 1.15㎏ |
価格※ | 9,800円 |
※2022年2月27日現在のAmazonでの出品価格
Manfrotto Element
Manfrotto Element 付属品&外観
パッケージ
本体側面に保証書が張り付けてあります。(画像左側)
付属品一覧
・Manfrotto Element 本体
・キャリングケース
・六角レンチ/金属製石突
・取扱説明書
・保証書
外観
Manfrotto Element 本体
今回はブラックのアルミ製、耐荷重4㎏モデルを購入しました。
これまで使っていたプラスチック製三脚と比べると、質感が段違いです。
ちなみにカーボン製になるとお値段は倍になります。
サイズ感
折りたたんだ状態だと、テンキーレスキーボードより小さいです。
長さは約32㎝。
確かにコンパクト。
自由雲台
雲台は角度を自由に変更できる自由雲台で、取り外しが可能です。
クイックシュー
クイックシューはアルカスイス互換。
プレートをカメラに装着しておくと、スムーズにカメラを三脚に載せる事が可能です。
画像の様に挟み込んでネジを締める事で、しっかりと固定されます。
他社製でもアルカスイス互換の三脚を持っていれば、簡単に載せ替え出来ますね。
クイックシューには水平器も付いています。
キャリングケース
キャリングケースは分厚くクッション性が高い物になっています。
石突・六角レンチ
交換用の石突と六角レンチが付属しています。
野外で使用する際に、三脚が安定するようスパイクの様な感じで使用します。
Manfrotto Element 可動域
Manfrotto Elementの可動域を確認していきます。
使用時
使用する際は折りたたまれた脚を、反対側に曲げて広げます。
高さ調節
センターポール
センターポールも高さを調節可能です。
開脚セレクター
開脚セレクターは、根元のロックを指で解除し調節します。
指を離して脚部を動かすと、「カチッ」と音がしてツメが掛かるので分かり易いです。
角度調節は3段階。
3本それぞれを違う角度に設定出来るので、いろんな地形に対応出来ますね。
脚部を動かそうとすると結構硬いんですが、関節部分にある六角ネジを付属の六角レンチで緩める事で軽くする事も可能です。
同じサイズの六角レンチが2本入っているので、両サイドから挟み込むようにして緩めます。
最低・最大高
限界まで開脚し、一番低くした最低高は36㎝。
最大高は143㎝です。
自由雲台
角度調節は大きい方のネジを回して調節します。
小さい方のネジは、回転させる際に使います。。
1か所に溝が切ってあるので、そこに合わせる事でレンズを真下に向けた俯瞰撮影が可能になります。
実際にカメラを載せてみると、こんな感じ。
画像で使用しているカメラは、僕が所持している中で一番重い組み合わせにしています。
大体1.35㎏程度なのでグラつきもなく安定していますが、不安な場合は脚部の根元にフックがあるので荷物やウェイトを引っ掛けて、重心を下げると安定します。
俯瞰撮影した写真はコチラです。
なかなか良いですね。
ツイストロックが…
個人的に気になったのは、脚部の長さ調節がツイストロックなので若干時間が掛かるという点。
調節する度にロックを緩めて脚を伸ばし、もう一度ロックを締める事になるので限界まで伸ばそうとすると、脚1本につき4回やる必要があります。
これまで使用していた三脚はレバーロックだったので、ワンタッチで調節出来て楽でした。
ただ今回三脚が壊れて買い替えているんですが、その壊れた箇所が正にこのレバーロック部分なので、一概にどちらが良いとは言えないのかもしれません。
※単純に安物だからという点は置いといて…
ツイストロックはシンプルな造りなので、破損には強そうですね。
Manfrotto Element まとめ
実際にManfrotto Elementを使用して感じた、メリット・デメリットは以下の通り。
・質感高い
・自由雲台が使い易い
・別々に調整出来る脚部が便利
・ツイストロック調整に時間が掛かる
・1本目の三脚としてはやや高い?
やっぱり自由雲台が便利ですね。
細かい調整には少しコツが要りますが、直感的に操作できるのは楽です。
初めて買う三脚としては少し高いかも知れませんが、安物からのステップアップにはうってつけです。
Manfrotto Element
今回の記事はここまでとなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m