どうもジジローです^^
今回はLogicool MX Keys Miniをレビューしていきます。
2019年発売のフルサイズキーボード「MX Keys」をテンキーレス化したモデルになっていて、主な変化点は以下の通り。
- サイズ:フルサイズ→テンキーレス(70%サイズ)
- 新たなファンクションキー搭載
- レシーバー:Unifying USB→Logi Bolt USB(別売り)
- カラーバリエーション:1色→3色
Logicoolのフラッグシップモデルにあたり、エルゴノミクスに基づいて設計されたデザイン・生産性を向上する機能を数多く搭載するシリーズ。
キーボードだけでなくマウスなどもラインナップされていて、コンテンツクリエイターから絶大な人気を誇る。
本記事では使い勝手や気になった点などについてレビューしていきます。
概要
特徴
- テンキーレスで省スペースな70%サイズ
- 指先になじむパーフェクトストロークキー
- 自動調整するバックライト「スマートイルミネーション」
- 利便性の高いオリジナルファンクションキー
- 最大3台のデバイスにワイヤレス接続
- 「Logi Bolt」対応※1
- 最長5ヶ月のバッテリー寿命※2
※1:別売り
※2:バックライトOFF時
スペック
製品名 | MX Keys Mini |
---|---|
ブランド | Logicool(ロジクール) |
キー構造 | パンタグラフ方式(Perfect Strokeキー) |
キー配列 | 日本語配列 |
キーボードタイプ | テンキーレス70%サイズ |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 1.8mm |
押下圧 | 60±20g |
接続方式 | ・Bluetooth ・Logi Bolt(別売り) |
ワイヤレス通信可能範囲 | 約10m |
バッテリー寿命 | ・約10日(バックライトON) ・約5ヶ月(バックライトOFF) |
USBタイプ | USB-A – USB-C |
カラーバリエーション | ・ペールグレー:KX700PG ・ローズ:KX700RO ・グラファイト:KX700GRd |
サイズ | 296 x 21 x 132mm |
重量 | 約506g(実測) |
価格※ | 14,500円 |
※本稿執筆時点
MX Keys Mini ペールグレー
Logi Bolt
MX Keys Mini ローズ
Mac向けのモデルもある
2022年8月からMacモデルも販売されていて、Bluetooth接続の安定性がMac用に最適化されているとの事。
簡単な違いは以下の通り。
製品名 | MX Keys Mini for Mac | MX Keys Mini |
---|---|---|
キー配列 | ・日本語配列 ・英語配列 | ・日本語配列 |
USBタイプ (充電ケーブル) | USB-C – USB-C | USB-A – USB-C |
互換性 | macOS、iOS、iPadOS | Windows、macOS、Linux Chrome OS、Android |
カラーバリエーション | ・ペールグレー | ・ペールグレー ・グラファイト ・ローズ |
MX Keys Mini for Mac 日本語配列
MX Keys Mini for Mac 英語配列
付属品&外観
パッケージ
付属品一覧
- MX Keys Mini 本体
- 充電ケーブル
- 説明書/保証書類
外観
今回購入したのはペールグレーというカラー。公式がミニマリストキーボードと謳う本体デザインの良さと相まって、めちゃくちゃオシャレですね。
2019年に発売されたフルサイズキーボード MK KEYS(KX800)を、テンキーレス化し70%サイズまで小型化されています。
一般的なテンキーレスサイズより、もう一回りほど小さいです。
キー構造はキーストロークが浅く静音性の高いパンタグラフ方式を採用、日本語配列のキートップにはカナと英字の両方が印字されています。
キーボード本体に約5度の傾斜がついていて、キー自体は平らになっています。
パーフェクトストロークキーと呼ばれるキーは中央部分が丸くくぼんだ形状で、指先に添うよう設計されているそう。
ちなみにスペックはこんな感じ。
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:1.8mm
- 押下圧:60±20g
実際に押してみると指先にフィットして、なかなか感触が良いですね。
本体上部にはファンクションキーが配置されていて、接続したデバイスの切り替えもワンボタンで可能。
今回MX Keysには搭載されていなかったディクテーションキーや絵文字呼び出しキー、マイクのミュートなどPCだけでなくスマホやタブレットでの利便性が高い機能なども設定されています。
もちろん設定変更する事で、通常のFキーとして使用も可能です。
本体右上に電源ボタンと充電端子が配置されています。
接続端子はUSB-C。
底面には5箇所ラバー製の滑り止めが配置されていて安定性十分。
充電ケーブルはUSB-A – USB-C。
ケーブルは充電専用なので、有線接続での使用はできません。
(※分かりにくいですが、ワイヤレス接続した状態で充電しながらタイピングは出来るけど、Bluetooth機能がないPCもしくはLogi Boltを接続するUSB端子がないPCとは接続できません。)
電源ONにすると右上のランプが点灯します。
スマートイルミネーションという機能で、手を近づけると近接センサーが反応してバックライトが点灯します。
明るさを自動調整してくれるという優れモノ。
ソフトウェアでカスタマイズ
MX Keys Miniは専用ソフトウェアによるキーカスタマイズに対応しています。
ソフトウェアのダウンロードはこちら↓
Logi Options+
カスタマイズ出来るキーは、F4〜F12とinsキーの合計10個。
意外と少ない感じがしますが、割り当てられる機能はかなり豊富。
この他にもキーボードショートカットを割り当てる事で、「ctrl+c」のような組み合わせも登録可能です。
使ってみた感想
打鍵感が心地良い
パーフェクトストロークキーの打鍵感がめちゃくちゃ心地良いです。
中央に丸いくぼみがあるので、タイピング中に指が多少ズレたとしてもしっかりキーを押せますね。
押下圧が60±20gとメカニカルキーボードと比べると若干重めなんですが、1.8mmというキーストロークの浅さのおかげか、それほど重みを感じません。
ただキーストロークが浅いだけでなく、しっかりキーを押した感触(タクタイル感)が返ってくるのも、心地良いポイント。
静音性・安定性が高い
思っていた以上に静音性が高く、無駄にタイピング中にカチャカチャ鳴りません。
またある程度の本体重量があるので、文字入力中に本体が動いたりといった事もなく、安定したタイピングが可能です。
個人的にどちらも大事なポイントで、記事執筆などで長時間タイピングする際のストレスを大きく軽減してくれます。
サイズ感が絶妙
フルサイズキーボードの70%というサイズ感が絶妙で使いやすいです。
ゲーミングではおなじみの60%まで小さくするとFキーや十字キーまで省略されてしまって、逆に使いにくくなっちゃうんですよね。
特に十字キーは作業中に頻繁に使うので、あるとないとでは雲泥の差なんですよ。作業効率もストレスも。
他のキーボードを使う際はパームフィットを使用してますが、MX Keys Miniはキーボード本体が薄いので、パームフィットなしで使えます。
本体の角度調整こそ出来ませんが、浅すぎず急すぎず丁度良い角度だと思います。
バッテリー持ちがいい
バッテリーの持ちはバックライトOFFにした場合、驚きの5ヶ月。
充電は年2回で良いなんて、そもそも充電するという行為そのものを忘れかねないレベル。
面倒くさがりな方(僕)にはオススメですね。
Logi Boltが別売り
全体的に満足度は高いですが、ひとつだけ。
Logi Boltは別売りです。
Bluetooth接続でも問題なく使えるんですが、やっぱりたまに接続が不安定になって入力ラグがあったり、スリープからの復帰に時間がかかったりします。
Logi Bolt接続にすれば、そういった「ちょっとした不満ポイント」を解消してくれるので、泣く泣く追加購入しました。
できれば付属しておいて欲しかったです。
しかも以前レビューしたMX Master 3Sには付属していたので、なおさら気になってしまいますね。
まとめ
- 打鍵感が心地良い
- 静音性・安定性が高い
- サイズ感が絶妙
- バッテリー持ちがいい
- Logi Boltが別売り
打鍵感・サイズ・静音性とどれをとっても高いレベルでまとまった、フラッグシップと呼ぶに相応しいキーボードです。
カスタマイズで割り当てられる機能も豊富なので、作業効率アップしたいと感じているならオススメです。
Logi Boltも一緒に購入する事で幸せ度アップ。
MX Keys Mini ペールグレー
Logi Bolt
MX Keys Mini ローズ
MX Keys Mini for Mac 日本語配列
MX Keys Mini for Mac 英語配列
今回の記事はここまでとなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m