どうもジジローです^ – ^
最近PS4版のApex Legendsにハマっていて、少しでも勝利に近づく為にエイムリング使ってみたり、FPS フリーク使ってみたりと試行錯誤してるんですが、FPSゲームで有利になれるデバイスがもう一つありました。それが、
「ゲーミングモニター」
やっぱりデバイス一つで有利になれるなら導入を検討するしかないですよね?(真面目に練習しろ!)
という訳で、今回の記事では「ゲーミングモニター」を使用する事のメリットや、購入する際に気を付けるポイント等についてまとめていきたいと思います。
2020.4.3追記
PS4用にI-O DATA 「GigaCrysta EX-LDGC252STB」というゲーミングモニターを購入しました。詳しくはレビュー記事をご覧下さい。
ゲーミングモニターのメリット
入力遅延(表示遅延)が少ない
実はモニターにはコントローラーのボタンを押してから、その処理がスクリーン上で表示されるまでに僅かですが「遅延(ラグ)」があります。
ゲーミングモニターはこの「入力遅延」を極限まで減らす事で「相手の攻撃を避けたと思ったのに当たってた」なんて事を防ぐ事が出来ます。
応答速度が速い
応答速度とは液晶パネルのドットの色が「黒→白→黒」と切り替わる速度の事を言います。
この速度が遅いと色の切り替えが追いつかず、残像の多い映像となってしまいます。せっかく敵にエイムを合わせてもそれが「残像だ・・・」じゃ話になりませんよね。
選ぶ際のポイント
実際にゲーミングモニターを購入する際に重視するポイントについて解説していきます。
画面サイズ
プレイ環境にもよりますが、デスクにモニターを設置して椅子に座ってプレイする場合の最適な画面サイズは24インチ前後と言われています。視線移動を最小限に抑えて画面全体を把握する事が出来るサイズが24インチ前後である事が最大の理由です。
実際にプロゲーマーの使用しているゲーミングモニターのサイズで最も多いのが24インチだそうです。
基本的に画面サイズに応じて価格も上がる為、24インチ前後のモニターが比較的安価な上、製品ラインナップも豊富です。
パネルタイプ
パネルは3タイプあり、それぞれ特徴が異なります。自分がプレイするゲームに合わせて選びましょう。
TN
多くのゲーミングモニターに採用されているパネルで「応答速度が速い」為、FPSや格闘ゲームに適したパネルタイプになります。eSports等の大会でも採用されているパネルです。
欠点として視野角が狭く画質も低いので、モニターを正面から見てプレイするには問題ないですが、友達などを呼んで複数人でプレイする用途には向きません。
IPS
TNパネルの弱点である視野角の狭さと画質の低さを改善したパネルで、色再現性も良く、色彩豊かな映像を表現できる為、RPG等の美しいCG演出を楽しみたい方はIPSパネルを選択すると良いと思います。
欠点として応答速度が遅い傾向にあります。IPS採用で応答速度が速い製品もありますが、価格が高めに設定されています。
VA
TNパネルとIPSパネルの中間の性能の様なパネルですが、「黒」の再現が得意な上、コントラスト比も他のパネルに比べて高い為、PS4での映画鑑賞も考えている方には良い選択肢となるでしょう。
パネルの表面処理
パネルの表面処理には光沢(グレア)型と非光沢(ノングレア)型があり、双方にメリット・デメリットがあります。こちらも自分の用途・好みに合わせて選んでください。
光沢(グレア)型
表面がツルツルしていて、発色がよく鮮やかで美しい映像を表示する事が出来ますが、光を反射しやすい為、真っ暗なシーンでは部屋の照明や自分の姿が映り込みやすくなっています。
また色が鮮やかなので目が疲れやすくなり、長時間のプレイにはあまり向いていません。
非光沢(ノングレア)型
ツヤ消しの様な加工がなされたパネルで外光の影響を受けにくい為、映り込みが少なくプレイに集中する事が出来、目への負担が軽減され長時間のプレイに向いています。
反面、発色は地味で人によっては物足りないと感じる場合があります。
応答速度
多くのゲーミングモニターの応答速度は「1ms」もしくはそれ以下、遅くても「5ms」の製品がほとんどではないかと思います。
※ 1ms = 1/1000秒
「1ms」の応答速度であれば動きが速い、FPSや格闘ゲームでも残像の少ないクリアな映像でプレイできます。
ただ一つだけ注意点があり、スペック欄に特に注記がない場合の「応答速度」は「黒→白→黒」への切り替え速度を表しています。
実際のゲームや映画などの映像では中間色(オレンジや黄緑、紫等の淡い色・色合いのはっきりしない色)が非常に多く、基本的には、この「中間色→中間色」への切り替えの方が「黒→白→黒」への切り替えより遅くなる為、ゲーミングモニターでは重要視されています。
「中間色→中間色」の応答速度は「G to G」(Gray to Gray)で表される為、この「G to G」が「1〜5ms」もしくはそれ以下になっている製品を選ぶ様にしましょう。
また「G to G」は「オーバードライブ」という技術で応答速度を速くする事が可能で、採用しているメーカーも多い為、合わせてスペック欄で確認すると良いと思います。
リフレッシュレート
リフレッシュレートとはモニターが「画面を1秒間に何回切り替えられるか」を表しており、「Hz」で表記されています。よく製品ページで目にする「60Hz」「144Hz」等の表記の事です。
PS4でゲーミングモニターを使用する場合、「60Hz」の製品を選びましょう。
というのも、リフレッシュレートは「フレームレート」と密接な関係があり、PS4の「フレームレート」は「60fps」が上限となっています。
※ fps=frame per second の略でフレームレートの事。FPSゲームの事ではありません。
ゲーム等の映像が「1秒間に何枚の静止画で構成(処理)されているか」を表しているのが、「フレームレート(fps)」で、PS4では1秒間に60枚しか映像を出力する事が出来ません。
ですので、60Hzを超えたモニターをPS4用に購入したとしても、単純にオーバースペックになる為、モニターの性能を生かし切れないばかりか、リフレッシュレートの性能が高くなる分価格も高くなり、余分な出費にもなりますので購入の際は気を付けてください。
ただ年末に発売が予定されている「PS5」では、「120fps」対応という情報もある様なので、そこを見据えて「120〜144Hz」のモニターを購入するのもありかなと思います。
解像度
解像度は「フルHD(1920×1080)」「WQHD(2560×1440)」「4K(3840×2160)」等ありますが、旧型PS4・PS4 Slimは「フルHD」にしか対応していませんので、間違っても「4k」モニターを購入する事がない様にしましょう。
PS4 proについては「4k」も対応していますので、より高画質な映像でゲームしたい場合は「4k」対応モニターを検討してみて下さい。もちろん「フルHD」モニターでも問題ありません。
注意点として、「WQHD(2560×1440)」にはPS4 proでも対応していませんが、 中には「4k」入力をモニター側でダウンスケールし、「WQHD」表示させる事が可能な製品も存在しますので、一考の価値はあるかと思います。
接続端子の種類・数
接続端子には「DisplayPort」「HDMI」「DVI」「D-Sub」「USB」等のタイプがありますが、PS4用に購入するのであれば、「HDMI」端子が1個以上ついていれば問題ありません。
近年のCS機(PS4やNintendo Switch等)は「HDMI」接続の物が多いので必ず「HDMI」端子のついたモニターを選びましょう。
また「Nintendo Switch」や他のCS機との併用を想定すると「HDMI」端子が複数ついている方が、ゲーム機を変える際にケーブルを接続し直すといった面倒な作業がなくなる為おすすめです。
その他PCも繋ぎたい場合は、それぞれ対応した接続端子が搭載されているか確認すると良いでしょう。
3.最後に
「ゲーミングモニター」って安い製品ではないですし、自分の要望するスペックを持ったモニターがない!とか、あってもめっちゃ高い!!とかあると思います。
ですので、自分にとってスペックの譲れないポイント・優先順位を決めて、後は財布(嫁さん)と相談してみて下さい。
僕もモニターだけに限らず、どんな物を買うにしてもめっっちゃくちゃ迷うんですよね^_^;
という訳で「ゲーミングモニター」を購入しようと検討している方に参考にしていただけたら幸いです。
長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m