どうもジジローです^^
前回はRazerの定番ゲーミングイヤホン「Hammerhead Duo」をレビューしたんですが、今回はHyperXです。
HyperX Cloud Earbuds
本記事では、ゲームでの使用感や装着感についてもレビューしていきたいと思います。
HyperX Cloud Earbudsについて
HyperX Cloud Earbudsとは、2018年9月に発売されたHyperX初のゲーミングイヤホンです。
特徴
・インナーイヤー型
・特許取得済のシリコン製イヤーチップ
・インラインマイク搭載
・キャリングケース付属
イヤホン形状は、音を響かせる空間表現に優れたインナーイヤー型を採用。
カナル型特有の閉塞感が苦手な方や、ペットなどを飼っていて外部の音を遮断したくない方には嬉しいですね。
快適な装着感とフィット感を高める為、特許を取得した3サイズのシリコン製イヤーチップが付属しています。
絡みにくいケーブル採用やキャリングケースが付属、公式サイトを見てもNintendo Switch™をはじめとするポータブルゲーム機に最適となっていて、持ち運びにも適した製品と言えそうです。
価格は上がりますがワイヤレスタイプもあるので、ケーブルが鬱陶しい方はそちらをどうぞ。
インナーイヤー型(開放型)
→耳の表面に引っ掛けて装着するタイプ。空間表現に優れている。遮音性は低く、耳に合わないと外れやすかったりする。
カナル型(密閉型)
→耳の中に入れ込み耳栓の様に装着するタイプ。低音や繊細な音が聴き取りやすい。遮音性は高く、長時間使用は聞き疲れや耳に違和感を覚える場合もある。
スペック
製品名 | Cloud Earbuds |
---|---|
タイプ | インナーイヤー型 |
接続方式 | 有線 |
価格※ | 4,990円 |
ドライバー | ネオジム磁石、ダイナミック14mm径 |
イヤホン周波数特性 | 20Hz~20000 Hz |
インピーダンス | 65 Ω |
音圧レベル | 116dBSPL/mW (1kHz時) |
T.H.D. | 2%未満 |
ケーブルタイプ:長さ | 4極:1.2m |
マイク方式 | エレクトレットコンデンサーマイク |
極性パターン | 全方向性 |
マイク周波数特性 | 100Hz~6,300 Hz |
感度 | -42dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時) |
※2022年2月19日現在のAmazonでの出品価格
HyperX Cloud Earbuds (有線タイプ)
HyperX Cloud Earbuds (ワイヤレスタイプ)
HyperX Cloud Earbuds 付属品&外観
パッケージ
パッケージは結構簡素なものになっています。
しかし、こういった部分のコスト削減が販売価格を抑える事につながっていると思うので、HyperXの企業努力に感謝ですね。
付属品一覧
・Cloud Earbuds本体
・キャリングケース
・交換用シリコンイヤーチップ
・ステッカー
外観
HyperX Cloud Earbuds 本体
本体表面はテカリを抑えたマットな質感になっていて、イヤホン部分にはHyperXのロゴが入っています。
ケーブルは絡みにくい平らなタイプ。
開封当初はクセがきつめですが、一日置けば取れますね。
カラーバリエーションは、今回購入したレッドとイエローの2色展開になっています。
イヤーチップ
特許を取得した、特殊な形状のシリコン製イヤーチップが3サイズ付属しています。
はじめから装着されているのは、Mediumサイズになっています。
インラインマイク・コントローラー
L側にはインラインマイクが配置されています。
マイクの裏側にはボタンが一つ搭載されていて、通話の応答などが可能です。
接続端子
接続端子は4極3.5㎜ステレオミニプラグになっています。
PCで使用する場合は、変換アダプターが必要ですね。
キャリングケース
キャリングケースはコンパクトなハードタイプで、内側にメッシュポケットがついているのでイヤーチップなどを収納出来るようになっています。
クセになる独特な装着感
特殊な形状のイヤーチップは付ける際にに少し戸惑いましたが、実際に装着してみるとめちゃくちゃ快適です。
耳から少し浮いている様な独特な装着感で、圧迫感や閉塞感を感じません。
ちょっと不思議な感覚です。
かと言って外れやすい訳でもなく、自分の耳に合ったイヤーチップを選ぶ事でしっかりフィットして少々動いた程度では落ちないような絶妙な形状になっています。
ちなみに僕はLサイズに変更して使っています。
HyperX Cloud Earbuds マイク音質
マイク音質についてはHammerhead Duoの時と同じく、1万円以下のゲーミングイヤホンと比較してみました。
比較したイヤホン
・HyperX 「Cloud Earbuds」 4,990円
・Razer 「Hammerhead Duo」 7,980円
・Logicool 「G333 LoL K/DA」 5,900円
・JBL 「Quantum 50」 2,636円
※価格は全て2022年2月19日現在のAmazonでの出品価格
結果はこんな感じ。
マイク比較 | 音質 | 明瞭度 | ノイズ |
---|---|---|---|
Cloud Earbuds | 〇 | 〇 | △ |
Hammerhead Duo | ○ | ◎ | △ |
G333 LoL K/DA | ○ | ○ | △ |
Quantum 50 | △ | △ | △ |
※あくまで3つの中で優劣をつけるならこうなるかな?という主観的な比較なので、△が付いているものが悪い訳ではないです。
Cloud Earbudsのマイク音質は、悪くない感じですかね。
個人的にはもう少しクリア(明瞭度)に聞こえればいいなーと思いますが、VCで使う分には問題ないです。
HyperX Cloud Earbuds 使用した感想
実際にゲームや音楽鑑賞で使ってみた感想は以下の通り。
・音質、迫力はなかなかのモノ
・長時間使用も快適
・没入感はそこまで高くない
迫力はなかなかのモノ
FPSや音楽鑑賞をしてみた所「インナーイヤー型だよな?」と疑う程、低音がやや強調されていて迫力があります。
中・高音に関しても、こもりやシャリシャリ感もなく聴きやすく感じました。
ゲーミングアンプを通さずPCに直接接続しても、敵の方向や距離感なども把握出来たので定位感もFPSに適したイヤホンだと思います。
長時間使用も快適
特殊形状イヤーチップのおかげで、圧迫感が少なく超快適です。
ゲームで3時間くらい連続使用してみましたが、耳が痛くなる事すらありませんでした。
シリコンイヤーチップが適度な弾力で、耳に掛かる負担を低減してくれてるんだと思います。
この装着感に関しては、本当に快適なので体感してほしいですね。
没入感はそこまで高くない
当然の事ですが、インナーイヤー型は外部の音を遮断しにくい(遮音性が低い)為、カナル型のイヤホンと比べると没入感が低いです。
エアコンの音やキーボードの操作音も普通に聞こえます。
1人称のRPGやゲーム世界に入り込みたい!という方には、あまり向かないですね。
僕の様に子供やペットがいて、異変に気づけないのはヤバいって方にはグッドです。
HyperX Cloud Earbuds まとめ
HyperX Cloud Earbudsの感想をまとめます。
・十分な迫力と定位感
・快適な装着感で長時間使用できる
・安い
・没入感は低い
・インナーイヤー型は人を選ぶ
強調された低音と定位感でFPS向きなイヤホンだと思います。
なにより装着感が快適なので、長時間ゲームをプレイする方にはオススメですね。
外部の音を遮断する・しないについては個人の好みによると思うので、インナーイヤー型が好きって方は下記リンクよりチェックしてみて下さい。
HyperX Cloud Earbuds (有線タイプ)
HyperX Cloud Earbuds (ワイヤレスタイプ)
今回の記事はここまでとなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m