どうもジジローです^^
今回はLogicool G733をレビューしていきます。
ワイヤレスでサラウンドサウンド・Blue VO!CEフィルターに対応しつつ、本体重量278gと驚きの軽さを誇るゲーミングヘッドセットです。
Logicool G733
本記事では付け心地や注意点も併せて解説していきます。
概要
特徴
- 278gの超軽量設計
- 遅延の少ないLIGHTSPEEDワイヤレス
- DTS Headphone:X 2.0サラウンドサウンド
- Blue VO!CEフィルター搭載ノイズキャンセリングマイク
- フロントフェーシングLIGHTSYNC RGBライト
- 最長29時間のバッテリー寿命
注意点
サラウンドサウンド・Blue VO!CEフィルターやRGBライトなどの機能は、CS機(PS4/PS5、Switchなど)では使う事が出来ません。
もちろんボイスチャットなどはCS機でも問題なく使えますが、性能を100%引き出すにはPCが必要なので、購入する方は注意してください。
スペック
製品名 | G733 |
---|---|
メーカー | Logicool G |
ヘッドホン型式 | 密閉型 |
ドライバー | Pro-G 40mm |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
インピーダンス | 39Ω(パッシブ) 5kΩ(アクティブ) |
感度 | 87.5 dB SPL/mW |
マイク | 着脱式6㎜ノイズキャンセリングマイク |
指向性パターン | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 100Hz~10kHz |
接続タイプ | LIGHTSPEEDワイヤレス(USB経由) |
通信可能範囲 | 最長20メートル |
バッテリー寿命 (充電式) | ライトなし:約29時間 デフォルトライト:約20時間 |
重量 | 278g (マイク含まず) |
カラーバリエーション | ・ライラック ・ブルー ・ブラック ・ホワイト ・KDA |
価格※ | 14,155円 |
※2023年2月5日現在Amazonでの出品価格
Logicool G733
付属品&外観
パッケージ
付属品一覧
- G733 本体
- 着脱式マイク
- LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー
- USB-C – USB-A充電ケーブル
- ロジクールステッカー
- 保証書類
外観
G733 本体
本体はプラスチック製でマット加工が施されています。
超軽量というだけあって、持つとめちゃくちゃ軽いですね。
カラーバリエーションは今回購入したブラックとあわせて、ライラック・ブルー・ホワイト・KDAの5パターンになっています。
内側にはL・R表記がプリントされているので、分かりやすいです。
本体左側下部に操作ボタン類が配置されていて、上から順に
- マイクミュートボタン
- ボリュームダイヤル
- 電源ボタン
- USB-C端子(充電用)
となっています。
ボリュームダイヤルは音量がMAXになると、「ピッピッ」というビープ音で知らせてくれます。
またバッテリー残量も電源ボタンを押すと、「バッテリー残量は〇〇%です」とアナウンスしてくれる親切仕様。
ヘッドバンドは手で簡単に取り外せて、2段階の調節が可能です。
ヘッドバンド以外に本体の根元部分も調節は出来ますが、可動域は約1㎝程度となっています。
本体重量は実測で約277g、マイク込みで約285gでした。
着脱式マイク
マイクは着脱式になっていて、手で曲げられる程度に柔らかいです。
充電ケーブル
充電ケーブルはG733 本体側がUSB-C、PC側がUSB-Aになっていて、ケーブル長は実測で約1.8m。
ワイヤレスレシーバー
ワイヤレスレシーバーはUSB-Aですね。
ライティング
電源を入れると本体前面のスリット部分がライトアップされます。
G HUBを使って色や点灯パターンのカスタマイズやライトOFFも可能です。
装着イメージ
ソフトウェア
ロジクール G HUB ソフトウェアを使って、EQ調整やサラウンドサウンド、フロントフェースライトの設定が可能です。
事前に公式サイトからダウンロードしておきましょう。
※公式サイトのメンテやバグ?などで上記リンクのダウンロードボタンが表示されていない場合は、下記リンクからダウンロードできます。
ロジクール G HUB
トップページ
初回起動時は左の画面が表示され、2回目からは右側がトップページとして表示されます。
それぞれデバイスをクリックすると、カスタマイズページへ移行します。
ヘッドフォンタブ
ヘッドフォンタブではシステム・マイク音量などの変更、デフォルト状態だと低音・高音の調整が可能です。
「詳細EQを有効化」にチェックをつけると、より細やかなEQ調整が出来る様になります。
サラウンドにしたい場合は「サラウンドサウンドを有効にする」にチェックを入れましょう。
あらかじめプリセットを選択しておけば、それぞれのコンテンツに応じたモードを自動で選択して再生されるようです。
マイクタブ
マイクタブは自分の声がどのように聞こえるか、録音して確認できるようになっています。なかなか面白い機能ですよね。
デフォルトであれば入力ゲインしか調節できないので使わないですが、Blue VO!CEを有効化すると様々なフィルターやEQ調整が可能になるので、どう変化したのか確認しながら調整できるのは嬉しいですね。
割り当てタブ
割り当てタブではマイクミュートボタンの機能を変更できる様になってます。
ヘッドセットとして使う場合はミュートボタンって結構便利なので、あえて変更する必要性は感じないかも…。
別にマイクを用意している方であれば、生きてくる機能かと思います。
LIGHTSYNCタブ
なんとライトは左右1か所かと思っていたら、それぞれ上部・下部の合計4か所ありました。
上下で色や光り方の変更が可能ですね。
ちなみにライトは全消灯する事で、バッテリーが最長の約29時間もつようになります。
使ってみた感想
軽くて快適な装着感
側圧がほどよい加減になっていて、低反発イヤーパッドと柔らかいヘッドバンドが頭の形に合わせて包み込むようにフィットする為、装着感が抜群です。
くわえて実測285g(マイク込み)とワイヤレスヘッドセットの中でもトップクラスに軽量な為、長時間使用でも首や肩のコリ・頭頂部の違和感が起きにくいです。
ヘッドセットに限らずワイヤレスデバイスは、有線タイプと比べるとバッテリーなどを内蔵する必要があり、本体重量が重くなりがちですが、300g切るってなかなかヤバいですね。
実際に4~5時間ぶっ通しでAPEXやって、ヘッドセットはずした後に頭痛くなかったのは初めてかも。
音質・定位はFPS向け
ゲーム向けだとドンシャリ傾向が多いですが、G733はフラットな音質になっていて高音のシャリシャリ感がないので、長時間使っても聴き疲れしにくいですね。
定位も分かりやすく音の分離感も良いので、FPSゲーム向けの音だなと感じました。
G HUBのデフォルトプリセットに、FPS向けや映画向けなどいくつか用意されているので、そのプリセットをベースにEQ調整して自分好みの音をつくる事も可能です。
「EQ調整とか難しそうで苦手」って方いると思うんですが、さすがロジクール、用意してくれてます。
「その他のプリセットを参照」ボタンを押すと、世界中のG HUB利用者が作成したEQセッティングをダウンロード出来ちゃいます。
実際に使ってる人がいるEQ設定なので、信頼性も高いですよね。マジで便利。
ただ前述の通りCS機には反映されないので、そこだけ注意。
サラウンドに関しては音の反響・残響感が増すので、ゲームというよりは動画視聴で使うと迫力が増して、没入感が高まるといった感じ。
マイク音質はほどほど
マイク音質は聞き取りにくさはなく、ボイスチャットでも問題なく使えます。
若干音量小さめなので、PCで使うならBlue VO!CEフィルターはONにした方が良さそうですね。
Blue VO!CEを有効化するとEQ調整も出来るので、好みの音を探ってみるのも楽しいです。
少し触ってみた感じだと「高音質にする」というよりは、コンプレッサーをかけたりノイズを抑制する事で、聴き取りやすい音に出来るイメージ。
ただヘッドセットのマイク音質として悪い訳ではないですが、配信しようと考えているならマイクは別に用意した方が無難です。
大きいワイヤレスレシーバー
ワイヤレスヘッドセットの宿命なのか、レシーバーがかなり大きめです。
上の画像はPC前面のUSB端子に接続していますが、実測で約47㎜飛び出します。
PC背面の端子に接続した方がいいですね。
まとめ
- とにかく軽い
- 装着感が抜群!
- FPS向けの音質・定位
- マイク音質はほどほど
- レシーバーが大きい
とにかく軽くて装着感が素晴らしいヘッドセットだと感じました。
今回購入したのはブラックですが、女性や子供が使ってもテンション上がりそうなカラーバリエーションも、ポップでおすすめです。
CS機だと性能を持て余しちゃうので、PC用にワイヤレスヘッドセットを探している方は是非下記リンクからチェックしてみて下さい。
Logicool G733
今回の記事はここまでとなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m