【audio-technica AT2020 レビュー】配信初心者向け定番コンデンサーマイク!

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audio-technica AT2020

どうも、ジジローです^^

最近ゲーム配信を始めて、YAMAHA AG03ゼンハイザーのGSP600というヘッドセットを接続して使っているんですが、もう少し「音質を向上して聞き取り易くしたい」という事で、新たにマイクを購入しました。

「audio-technica AT2020」

入門用として定番のコンデンサーマイクですが、使用するにはマイク本体の他に必要なモノもあるので、併せて解説します。
それでは本記事にてレビューしていきたいと思います。

目次

audioーtechnica AT2020について

audio-technica AT2020 ロゴ

AT2020」とは、audio-technicaから2006年7月に発売されたエントリーモデルのコンデンサーマイクです。

特徴

・エントリークラスながらスタジオクオリティな高音質
・コスパに優れたサイドアドレスコンデンサーマイク
・狙った音だけを捉える単一指向性
・さまざまなシーンに対応する高耐入力設計
・自宅録音や動画配信に最適
・専用スタンドマウントとポーチ付属

高音質とコストパフォーマンスの高さから、発売より15年経った現在でも、初心者向けの定番マイクとして高い人気を誇ります。

使用するには「XLRケーブルで接続」し「ファンタム電源を供給」しなければいけない為、YAMAHA AG03等のオーディオインターフェースが必要ですが、USB接続するだけで簡単に使える「AT2020USB+」もあるので、オーディオインターフェースを持っていない方はこちらをオススメします。

その他AT20シリーズには、エアコンなどの騒音を低減するローカットフィルタースイッチや不要な雑音をカットするー10dBパッドスイッチを搭載した「AT2035」、さらに指向特性の切り替えに対応した「AT2050」といった上位機種もラインナップされています。

AT2020を購入する際の注意点として、前述のオーディオインターフェースに加えてXLRケーブルやマイクスタンドは付属していないので、併せて購入が必要です。

また、ポップガードやショックマウントも併せて購入しておくと、ノイズを低減してくれるのでより音質は向上します。ちなみに、上位機種である「AT2035」「AT2050」には専用ショックマウントが付属しています。

オーディオインターフェースが必須
XLRケーブルやマイクスタンドは別途購入が必要

スペック

製品名AT2020
型式バックエレクトレットコンデンサー型
指向特性単一指向性
周波数特性20~20,000Hz
感度 (0dB=1V/1Pa、1kHz)−37dB
最大入力音圧レベル (1kHz THD1%)144dB S.P.L.
SN比(1kHz、1Pa)71dB以上
出力インピーダンス100Ω平衡
電源ファンタムDC48V
消費電流2mA
質量345g
価格※10,780円

※2021年5月16日現在のAmazonでの出品価格

AT2020・AT2035・AT2050 機能の違い

AT2020・AT2035・AT2050の機能の違いは以下の通り。

製品名AT2020AT2035AT2050
ローカット×
-10dBパッド×
指向性切り替え××単一/双/無指向性
ショックマウント付属なし付属付属

ローカット

エアコン等の騒音を低減する機能。

-10dBパッド

大きな音を収録する際、音が割れない様に調整する機能。

指向性切り替え

指向性とは、簡単に言うと「マイクが音を拾う方向(性)」の事。AT2050のみ単一指向性・双指向性・無指向性の切り替えに対応。

「AT2020」

「AT2035」

「AT2050」

audio-technica AT2020 開封&外観

パッケージ

audio-technica AT2020 外箱

付属品

audio-technica AT2020 付属品一覧

①AT2020 本体
②マイクポーチ
③専用スタンドマウント
④説明書・保証書

外観

AT2020 本体

audio-technica AT2020 外観

本体カラーはブラックになっていて、よく見ると表面には水滴の様な模様が入っています。

正面

audio-technica AT2020 正面

正面にはaudio-technicaのロゴが印字されています。

audio-technica AT2020 音声入力方向

録音する際は、ロゴを前にして正面(矢印の方向)から音声を入力します。

背面

audio-technica AT2020 背面

金属製の本体は質感が高く、なかなか高級感があります。

端子部

audio-technica AT2020 端子部

接続はXLR端子となっていて、XLRケーブルは付属していないので別途購入が必要です。

オーディオインターフェースに接続し、DC48Vファンタム電源を供給する事で使用出来る様になります。

専用スタンドマウント

audio-technica AT2020 専用スタンドマウント

こちらも造りはしっかりしています。

マイクポーチ

audio-technica AT2020 マイクポーチ

持ち運べる様にマイクポーチが付属しています。

audio-technica AT2020を使用する為に必要な物

先に述べましたが、「AT2020」は単品で購入するだけでは使用出来ません。

必要なモノ
  • オーディオインターフェース
  • マイクスタンド/アーム
  • XLRケーブル
  • ショックマウント
  • ポップガード

参考までに購入した物を紹介します。

オーディオインターフェース

言わずと知れた配信用オーディオインターフェースのド定番「YAMAHA AG03」です。ユーチューバーやストリーマーからの評価が高く、どのオーディオインターフェースを購入したら良いか迷う場合は、コレにしておけば間違いないという製品です。

マイクスタンド/アーム

マイクスタンドは「クラシックプロ CDA10B」という製品を購入しました。マイクスタンド先端から関節部、関節部からクランプまで35㎝程度の長さのマイクスタンドが多い中、CDA10Bはそれぞれ50㎝あるので、取り回しの自由度が上がります。

またXLRケーブルもアーム内部に内蔵されているので、別途購入の必要が無い上、デスクの見た目もスッキリして一石二鳥です。

こちらはAmazonより音響機材などを扱うオンラインショップ「サウンドハウス」の方が、1,000円程安く購入出来ます。

XLRケーブル

ケーブルについては、どういう配線の取り回しをするか事前にマイクやスタンドのレイアウトを考えておいて、必要な長さを測っておくと良いかと思います。
※今回僕は上記のケーブル付属マイクスタンドを購入したので、ケーブル単品での購入はしていません。

ショックマウント

audio-technica純正のショックマウントは4,400円(2021年5月16日現在Amazonでの出品価格)になっているので、少しでも出費を抑えたい方はサードパーティ製の物でも良いですが、サイズには注意が必要です。

というのも、僕自身サードパーティー製のショックマウントをサイズ違いで購入してしまい、純正品を購入しなおしました(´;ω;`)

ポップガード

ポップノイズ対策として、neewerのポップガードを購入しました。価格が安く、機能としては十分です。

コンデンサーマイクは精密機械なので湿気に弱く、喋ったり歌ったりした際の飛沫をシャットアウトする意味でもポップガードは付けておいた方がいいでしょう。
※僕が購入したポップガードは在庫切れ&再入荷時期未定になっていたので、Amazonランキングで1位だったポップガードの商品リンクを掲載しています。


簡単に紹介しましたが、マイクアームとショックマウント、ポップガード等をセットで販売している製品も多く、安く揃える事が出来ますが、くれぐれもサイズ等がAT2020に対応しているか確認して購入して下さい。

audio-technica AT2020を実際に使用した感想

audio-technica AT2020 設置

実際に「AT2020」を配信等で使用してみました。

今まで使っていたヘッドセット GSP600と比べると、より自然で嫌味のない音質になったように感じました。

ノイズや周囲の環境音についても、単一指向性の集音性能がよいのか若干低減していると思います。

今回サードパーティー製のショックマウントをサイズ違いで購入してしまい、純正品を買い直す羽目になったんですが、ショックマウントに限らずケーブルやスタンド等も、これから購入される方はくれぐれもサイズ・長さにはお気をつけ下さい

配信音質を向上したい・初めてのマイクをどれにしようか迷っているという方には、コスパ・音質のバランスの取れた製品だと思います。

より良い音質で配信を楽しみましょう!

「audio-technica AT2020」

「AT2020」

「AT2035」

「AT2050」

動画でも解説していますので、良かったらご覧ください。

今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m

audio-technica AT2020

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